元講師、検尿口実に教え子脱がす 小学校わいせつ公判
京都新聞 2017/9/9(土) 7:51配信
京都府南部の公立小学校で元講師の20代の男が複数の教え子の女児にわいせつな行為をしたとされる事件で、強制わいせつの罪に問われた元講師の公判が8日、京都地裁(大寄淳裁判官)であった。追起訴された女児2人に対する同罪について、元講師は「間違いありません」と認めた。
起訴状によると、4月21日昼、校内の女子トイレで、当時6歳の女児の服を脱がせ、スマートフォンで下半身を撮影するなど、計3人にわいせつな行為をした、としている。
冒頭陳述で検察側は「女児がトイレを申告したことを好機と捉え、検尿を口実に衣服を脱がせた」と指摘した。
京都地検は元講師を6月16日に同罪で起訴、7月24日に同罪で追起訴した。さらに9月中旬に追起訴する予定としている。
裁判は、被害者の特定を避けるため、被告も匿名で実施されている。